ショートステイで在宅介護の負担を軽減

家族が介護の必須な状態になった時は、介護施設に入ってもらうか家族で介護しながら一緒に暮らすかの選択を迫られることになる。そこで在宅介護するとなると問題になるのが、いかなる時も目を離せなくなるという点だ。
排泄から食事、寝返りを打たせる、そして急なトラブルへの対処など常に介助や見守りが必要で、数日出かけることになる旅行や冠婚葬祭などはまずできなくなってしまう。そこで、大きな助けとなるサービスとして登場したのが、ショートステイだ。
ショートステイは正しくは「短期入所生活介護」と呼ばれるもので、数日から最大30日の間だけ施設に入所が可能となる。たとえば旅行や冠婚葬祭といったものに出かけなければいけない間の介護を肩代わりしてもらうことができるのだ。
◎どのようなサービスなのか詳しくはこちら→http://short-stay.biz

サービスを利用するとなると心配になるのが費用の問題だ。だがショートステイは介護保険制度が適用されるため、一部の自己負担だけで入所させる事ができる。費用の面では利用しやすいだろう。
また、介護施設は今や非常に需要が高く人手不足で大変な現場となっているが、ショートステイが増えることで負担を減らすことができる。ショートステイが普及することは利用者だけでなく施設で働く職員にとっても大きなメリットになり得る事だと言えるだろう。
しかし、人気のサービスであるため実は予約が非常に殺到している現状もあり、今予約を入れようとしても1~2ヶ月先まで埋まっている可能性は高い。利用を考えているならば、かなり早い段階から予約確認をしておく必要がある。